最近、鼻が詰まって苦しくて寝られない・・・
とお悩みではありませんか?
鼻詰まりが原因で睡眠不足になると、仕事中もぼーっとしてしまったり、日中睡魔に襲われたり、集中できませんよね。
10月〜11月は気温がどんどん下がり、体調も崩しやすくなる季節。
風邪を引いたのかと思って風邪薬を飲んでも、一向に良くならないなんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
じつは、この時期の鼻詰まりの原因は風邪だけでは無く、見落とされがちな原因が『花粉』です。
自分は花粉症じゃないからと全く疑っていなかったのに、病院で検査をすると花粉症だったという例も少なくありません。

春のイメージが強い花粉症ですが、秋にもたくさんの花粉が飛んでいるんです。
本日は関西で飛散する秋の花粉と、花粉が原因で起こる鼻詰まりについてご紹介します。
目次
花粉の種類

現在日本では、約50種類もの植物が花粉症を引き起こすと言われています。
代表的な花粉としては、スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギ、などが上げられます。
地域や時季のによって飛散する花粉の種類は異なり、花粉症の種類も異なります。
スギ花粉で症状が出る方もいれば、スギ花粉では症状は出ないけどブタクサ花粉で症状がでる方もいます。
秋に飛散する花粉は?
関西で秋に飛散する花粉は、一般的4種類あると言われています。
春のイメージが強い花粉症ですが、秋も結構たくさん飛んでいるんですね><
スギ
2月〜4月、11月〜12月
イネ科
4月〜5月、8月〜10月
ブタクサ属
9月〜10月
ヨモギ属
8月〜10月
花粉が原因で起こる鼻詰まり
花粉が原因で鼻詰まりを起こしている場合、炎症を起こして腫れ上がった鼻の粘膜が、空気の通り道を塞いでしまうため、鼻が詰まり、息苦しく感じます。
主な症状
主な症状としては、鼻詰まり以外に、くしゃみや鼻水が上げられます。
風邪と症状が似ているため、今まで花粉症でなかった方は気づきにくいのですが、風邪薬で効果がなければ花粉を疑ってみて下さい。
一度病院で検査してもらってみるのが良いかもしれませんね。
鼻詰まりの原因は花粉だった!対処法は?
抗アレルギー薬を服用する
アレルギー反応が出る前から服用して、花粉の症状を抑えます。
病院で処方してもらえます。
炎症を抑える薬を服用する
アレルギー反応が出てしまってから服用する薬です。
起こってしまった炎症を抑える働きがあります。
点鼻薬を使う
鼻づまりや鼻水、くしゃみなどの鼻炎症状の改善・緩和を助ける薬。
鼻の中に噴射して患部に直接作用するため、飲み薬に比べ副作用が起こりにくくなっています。
レーザーで粘膜を焼く
粘膜のタンパク質を変質させることにより、鼻水や鼻詰まりを改善・緩和させる治療です。
花粉症が完治するわけではなく、一般的に効果の持続期間は1〜2年程度だと言われています。
アレルゲンの花粉が鼻の粘膜につかないようにする
外出時は必ずマスクをして、外部からの侵入を防ぎます。
また洗濯物の外干しは避け、窓の開け閉めも極力最低限で行うようにしましょう。
自分でできる花粉症セルフケア
花粉症は一度掛かってしまうと一生付き合っていかなくてはなりません。
病院へ行ったからと行って完治するものでも無いので、自分で花粉の侵入を防ぐ努力も必要です。
下記に簡単に出来るセルフケアをご紹介しています。
すこし面倒に感じるかもしれませんが、この一手間で花粉の辛さが半減されるかもしれません!
①ニュース等で花粉の飛散時期や量、種類をこまめにチェックしておく
②外出時はマスク、メガネを装着する
③飛散の多い時期は花粉が着きやすい毛織物のコートや衣服は避ける
④帰宅時は中に入る前に衣服や髪を払い付着した花粉を落とす
⑤帰宅後は洗顔・うがい・手洗い・鼻をかみ付着した花粉を落とす
⑥飛散の多い時期は窓を閉める
⑦飛散の多い時期はふとんや洗濯物を外に干さない
⑧こまめに掃除を行う。特に花粉が侵入しやすい窓際は念入りに!
どうでしょうか。
ちょっとした一手間で症状が収まるかもしれません。
是非試してみて下さいね!
最後に
寒くなってくると寝付きも悪くなり、そのうえ鼻詰まりで苦しいとたまりませんよね><
花粉はいつ自分が感染するかわかりません。
風邪かな?と思ったら早めに病院へ行くようにしましょう!